新たなスタート

勝ち色C級指導員の平井太郎さんから
体験会を開催した時の様子が届きました!

練習したいのにできない


その体験会に参加したのは、
一ヶ月半前に分離症と診断され、プールを休んで良くしたが、
再度復帰したら背中がまた痛み始めた中3男子。
クラスを上がってから、練習のきつさ(強化中は朝7500m、夕方9500m)より
燃え尽き症候群的な症状で毎日楽しくないと言ってました中1女子。

勝ち色を使って、柔軟性のチェックをしていくと
その場で感じる身体の変化にテンションが上がり、
二人とも楽しみながら、良い雰囲気を作ってくれました。

女子選手の方は良い色と悪い色では柔軟性の変化も大きく変わっていました。驚いていました!

男子選手の方は最初(自分の泳ぎ)は力が入ってガチガチだったけれど、
勝ち色での体験会で伸びやかな力の抜けた泳ぎに変わっているように感じました。

 

まだやれる!という可能性


プールの中では普段どのくらい考えて練習しているかが試されます。
自分の身体に変化が起こっているのだけれど、
始めは何がどう変化しているのかが理解できていませんでした。

そのことが練習を楽しめない、泳ぐこと自体を楽しめなかった理由なのかもしれません。
もちろん、これが全てではありませんが。

良い色と悪い色での差が言葉で言えるようになってから、
悪い色で良い色の泳ぎに近づけてもらった後、
良い色で意識して練習すると見るからにパフォーマンスが上がりました。

まだやれる!と可能性を感じたこの辺りから目が輝き始めました。

そのあとは、自分に合う色とそうではない色を使い分けながら
自分の泳ぎと向き合ってもらいながら勝ち色を試してもらいました。

そして、最後の締めは良い色で今日一番の泳ぎをすることと伝えて、
最高の笑顔でスイムを終えました。

「身体の変化は凄かった。色を二色以上を使い、課題に挑戦していきたい。」
「大変な練習でもやり方があるかも。前向きに挑戦を増やしていきたい。」
と、二人から決意表明という感想をもらいました。

 

「あっ!そう言えば、、、」


体験をしてわかったことですが、
分離症で練習できていなかった男子選手は、
この夏の大切な試合で10colに落とし結果を落としていた。
逆にこの秋に4colにすると、
治療中で練習ができていなかったのにベストを更新したこと。

毎日が楽しくないと言っていた女子選手は、
ここ数年10、11colを選ぶことが多く最近のベスト更新は中々できなかった。
面白いことにすごく伸びていた5年生の時は1colのゴーグルを選んでいたこと。

過去の自分の体験ともこの体験会でわかった自分の勝ち色が
繋がっていることで、自分のパフォーマンスは自分から変えていける。
自分でコントロールすることもできるし、
まだまだ可能性ばかりということを感じてもらえたと思います。

 

百聞は一見に如かず


水泳限らずですが、スポーツの現場で
練習したいのに故障などで練習できない経験とか
練習が楽しくないって感じた経験は多くの方が一度はあると思います。

そんな時ほど焦ったり、悩んだりしてしまいがちです。

答えが出せない。出口が見ない。
そんな状況を打開するためにも勝ち色が役に立てることがあります。

今回の平井さんの体験会の様子からもわかるように
自分で自分の身体の変化と向き合うことで
今やれること、今やるべきことに気づくことができます。

百聞は一見に如かずという言葉の通り、
自分が体験、体感したことは決して嘘はつきません。

その蓄積が行き詰まった時、悩んだ時、迷った時に
必ず進むべき道を示してくれると思います。

「勝ち色」を通して、新たなスタートを切って
この2名の選手がこれからどんどん成長していってくれると
嬉しいですね。

応援してます!

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